谷平瓦
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これは、谷の中に平瓦を施工したものです。
瓦は、淡路の井上瓦産業㈱産(HPリンク貼ってます)56形切落し桟瓦葺きで、谷平瓦には、本葺9寸平瓦を使用してます。
谷板金出口の納まり

谷板金の出口の瓦の下にも板金を入れ万一のことに備える。
谷平瓦出口の納まり

谷平瓦は、ホルマル被服銅線で野地へ緊結する。
谷平瓦は、谷板金の腐食(リンクブログ”かわらぶき”補修ー谷桶交換2 参照)を防ぎ、谷を美しく仕上げることができる。
谷平瓦納まり断面図

*谷を谷平瓦納めとする場合は、谷勾配や谷に集まる水量に十分注意する。
水量が多い場合は、谷平瓦を2列にする等 2列納めについては後日

これは、谷の中に平瓦を施工したものです。
瓦は、淡路の井上瓦産業㈱産(HPリンク貼ってます)56形切落し桟瓦葺きで、谷平瓦には、本葺9寸平瓦を使用してます。
谷板金出口の納まり

谷板金の出口の瓦の下にも板金を入れ万一のことに備える。
谷平瓦出口の納まり

谷平瓦は、ホルマル被服銅線で野地へ緊結する。
谷平瓦は、谷板金の腐食(リンクブログ”かわらぶき”補修ー谷桶交換2 参照)を防ぎ、谷を美しく仕上げることができる。
谷平瓦納まり断面図

*谷を谷平瓦納めとする場合は、谷勾配や谷に集まる水量に十分注意する。
水量が多い場合は、谷平瓦を2列にする等 2列納めについては後日
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本葺谷瓦
本葺谷瓦2
本葺谷瓦3
本葺谷瓦4
施工原寸図
原寸図とは、私たちは瓦の納まりを1/1で描かれた図面のことを指しています。
本題の前に、コメントで足袋人さんから エロい!と褒めていただいた?壁際の原寸図があったのでUpしてみました。
コンパネに鉛筆で描いた図面なので見づらいと思いますが・・・

横天熨斗と登り天熨斗の出寸法を合わせる為に努力してます。
さて、本題の原寸図ですが、とある瓦メーカー様からのご要望で、9月3日に講習会の講師をやらせていただくことになりました。
その準備も兼ねまして、原寸図講習会の記事を書いていこうと思います。
とりあえずは、講習内容を大まかに決めて、時間配分と会場で準備するものと、講習を受ける方に持参していただくものの、リストUpから取り掛かる事にしました。
本題の前に、コメントで足袋人さんから エロい!と褒めていただいた?壁際の原寸図があったのでUpしてみました。
コンパネに鉛筆で描いた図面なので見づらいと思いますが・・・


横天熨斗と登り天熨斗の出寸法を合わせる為に努力してます。
さて、本題の原寸図ですが、とある瓦メーカー様からのご要望で、9月3日に講習会の講師をやらせていただくことになりました。
その準備も兼ねまして、原寸図講習会の記事を書いていこうと思います。
とりあえずは、講習内容を大まかに決めて、時間配分と会場で準備するものと、講習を受ける方に持参していただくものの、リストUpから取り掛かる事にしました。
原寸図講習
あつい~
九州北部も梅雨明けしたのは、良いのですが一気に気温が上がり、うだるような暑さとなっております。今日も多少風はあったのですが、運ばれて来る風は熱風でした
さて以前記事に書いた、原寸図講習会ですが、先日主催者様と打ち合わせをさせていただき、今回は下記の図で行うことになりました。
上の図が、描き上げる目的の図で、下の図はこの図を描く為の型紙の図です。

型紙は、使用する現物の瓦の必要な部分を型取りしたものです。
型紙と使用する瓦に誤差があると、描き上げた原寸図と実際の瓦の納まりが合わなくなります。
原寸図は、瓦の納まりを把握するために描くのですから、実際の瓦の納まりと同じでなければ意味がありません。
瓦の施工原寸図は、瓦を屋根に納める為の設計図なのです。
そのため、原寸図を描く上で、型紙作りは最も大切な工程のひとつと言えるでしょう。

九州北部も梅雨明けしたのは、良いのですが一気に気温が上がり、うだるような暑さとなっております。今日も多少風はあったのですが、運ばれて来る風は熱風でした

さて以前記事に書いた、原寸図講習会ですが、先日主催者様と打ち合わせをさせていただき、今回は下記の図で行うことになりました。
上の図が、描き上げる目的の図で、下の図はこの図を描く為の型紙の図です。

型紙は、使用する現物の瓦の必要な部分を型取りしたものです。
型紙と使用する瓦に誤差があると、描き上げた原寸図と実際の瓦の納まりが合わなくなります。
原寸図は、瓦の納まりを把握するために描くのですから、実際の瓦の納まりと同じでなければ意味がありません。
瓦の施工原寸図は、瓦を屋根に納める為の設計図なのです。
そのため、原寸図を描く上で、型紙作りは最も大切な工程のひとつと言えるでしょう。
屋根の勾配2
以前、屋根の勾配について書きましたが、今回は基本となる屋根勾配から求められる勾配についてです。
まず、基本となる屋根勾配を描きます。(01図)
この図は、地の間10に対して束が8となる、8寸勾配で描いています。

02図は、隅地の間に対して、束の高さを写した図で、これが隅勾配(隅木の勾配)です。
次に、隅地の間に対し直角に交わる線を引きます(笠勾配の間)。この交点から隅勾配線に対し直角に交わる線を引きます。この線の長さが、笠勾配の間に対する、笠勾配の束の長さとなります。

ここに示す角度は、四捨五入しております。
下の図は、振れ隅の隅勾配を求める図です。

この図は、建物寸法7,163㎜と6,685㎜の場合の軒の長さの違いと、棟方向の違いを示しています。

振れ隅 真隅
まず、基本となる屋根勾配を描きます。(01図)
この図は、地の間10に対して束が8となる、8寸勾配で描いています。


02図は、隅地の間に対して、束の高さを写した図で、これが隅勾配(隅木の勾配)です。
次に、隅地の間に対し直角に交わる線を引きます(笠勾配の間)。この交点から隅勾配線に対し直角に交わる線を引きます。この線の長さが、笠勾配の間に対する、笠勾配の束の長さとなります。


ここに示す角度は、四捨五入しております。
下の図は、振れ隅の隅勾配を求める図です。

この図は、建物寸法7,163㎜と6,685㎜の場合の軒の長さの違いと、棟方向の違いを示しています。

振れ隅 真隅
隅部の展開図_1
展開図(てんかいず)とは、ある1点を基準としてその点から立体を切り開いて一平面に伸ばしたもので、基準となる点の位置は決まっていないのでひとつの立体から様々な形態の展開図を作ることができる。

展開図は、立体の細部を示して理解を助ける目的、あるいは、紙、布、板金などの平面素材により立体形状のものをつくるために使用されます。分野によって後者の展開図は型紙とも呼ばれるものもあります。逆に考えれば、展開図から型紙が作れるとゆうことです。
屋根の形状には切妻屋根・寄棟屋根・入母屋屋根があります。
寄棟屋根や入母屋屋根には隅(屋根伏図0C~B)ができ、この部分にできる勾配(隅部の見取図BC)を隅勾配と言い、ACおよびA'Cを垂直に切断したと仮定して斜め上方からみたものを見取図と言い、この隅部の見取図0Cを切り開き平面上に展開したものが展開図です。下記の図は、点0を基点として展開しています。


展開図は、立体の細部を示して理解を助ける目的、あるいは、紙、布、板金などの平面素材により立体形状のものをつくるために使用されます。分野によって後者の展開図は型紙とも呼ばれるものもあります。逆に考えれば、展開図から型紙が作れるとゆうことです。
屋根の形状には切妻屋根・寄棟屋根・入母屋屋根があります。
寄棟屋根や入母屋屋根には隅(屋根伏図0C~B)ができ、この部分にできる勾配(隅部の見取図BC)を隅勾配と言い、ACおよびA'Cを垂直に切断したと仮定して斜め上方からみたものを見取図と言い、この隅部の見取図0Cを切り開き平面上に展開したものが展開図です。下記の図は、点0を基点として展開しています。


