谷平瓦
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これは、谷の中に平瓦を施工したものです。
瓦は、淡路の井上瓦産業㈱産(HPリンク貼ってます)56形切落し桟瓦葺きで、谷平瓦には、本葺9寸平瓦を使用してます。
谷板金出口の納まり

谷板金の出口の瓦の下にも板金を入れ万一のことに備える。
谷平瓦出口の納まり

谷平瓦は、ホルマル被服銅線で野地へ緊結する。
谷平瓦は、谷板金の腐食(リンクブログ”かわらぶき”補修ー谷桶交換2 参照)を防ぎ、谷を美しく仕上げることができる。
谷平瓦納まり断面図

*谷を谷平瓦納めとする場合は、谷勾配や谷に集まる水量に十分注意する。
水量が多い場合は、谷平瓦を2列にする等 2列納めについては後日

これは、谷の中に平瓦を施工したものです。
瓦は、淡路の井上瓦産業㈱産(HPリンク貼ってます)56形切落し桟瓦葺きで、谷平瓦には、本葺9寸平瓦を使用してます。
谷板金出口の納まり

谷板金の出口の瓦の下にも板金を入れ万一のことに備える。
谷平瓦出口の納まり

谷平瓦は、ホルマル被服銅線で野地へ緊結する。
谷平瓦は、谷板金の腐食(リンクブログ”かわらぶき”補修ー谷桶交換2 参照)を防ぎ、谷を美しく仕上げることができる。
谷平瓦納まり断面図

*谷を谷平瓦納めとする場合は、谷勾配や谷に集まる水量に十分注意する。
水量が多い場合は、谷平瓦を2列にする等 2列納めについては後日
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本葺谷瓦
本葺谷瓦2
本葺谷瓦3
本葺谷瓦4
雨漏り
ここ数日天気が続いていたのですが、また今日は雨が降っています。
県内でも雨による災害が発生しております。
さて、この雨で3件ほど雨漏りの連絡がありました。
現場へ行ってみると3件中2件は谷からの雨漏りでした。
しかもこの2件、昨年も谷からの雨漏りで応急処置をした現場でした。

コーキングをして穴を塞いだすぐ脇に新しい穴が開いています。コーキングによる応急処置なので、いずれまた穴が開くことは説明しておいたのですが、1年でこんなに大きな穴が開くとは…
もう1軒は、公共の建物で23年度は予算がないので、最低限の補修でとりあえず漏らないようにとゆうことで、

パッチを当てていたのですが、

別の場所に穴が開いてはお手上げです。
今年度は谷板金を交換の予定でしたが、災害復旧で予算があやしくなったので、『今年度も応急処置で…』とゆうことになりました。本格補修のときは、ぜひ谷平瓦を。穴が開く心配が無くなります。
残り1軒は、隅棟からの雨漏りです。
県内でも雨による災害が発生しております。
さて、この雨で3件ほど雨漏りの連絡がありました。
現場へ行ってみると3件中2件は谷からの雨漏りでした。
しかもこの2件、昨年も谷からの雨漏りで応急処置をした現場でした。


コーキングをして穴を塞いだすぐ脇に新しい穴が開いています。コーキングによる応急処置なので、いずれまた穴が開くことは説明しておいたのですが、1年でこんなに大きな穴が開くとは…
もう1軒は、公共の建物で23年度は予算がないので、最低限の補修でとりあえず漏らないようにとゆうことで、

パッチを当てていたのですが、

別の場所に穴が開いてはお手上げです。
今年度は谷板金を交換の予定でしたが、災害復旧で予算があやしくなったので、『今年度も応急処置で…』とゆうことになりました。本格補修のときは、ぜひ谷平瓦を。穴が開く心配が無くなります。
残り1軒は、隅棟からの雨漏りです。
桟瓦谷平2列
5年前に施工した桟瓦の谷平納まりです。

流れの短い側に14㎡分の雨水、流れの長い側は25㎡分の雨水が集まるので、谷平を2列にして納めました。
地葺が桟瓦だったので、谷平も桟瓦納めとしました。
流れの長い側に桟瓦の懐が向かないように、左の谷には左桟を使用して右の谷には普通の桟瓦を使用しました。

反り屋根どうしがぶつかる屋根なので屋根勾配の違いで谷もカーブしています。
谷出口では谷の左右の屋根勾配は1度の違いなのですが、谷尻では左右の屋根勾配の差が13度ありました。

その為、左桟・右桟ともに尻撥ねの瓦が必要になりました。
谷出口の下は、大屋根の雨受けの必要もあり、下屋根は軒先まで板金処理をしています。

谷部分の野地下地は谷中央部分を水平になるように作りました。〈上記図面参照〉

谷平の緊結はホルマル被服銅線1.6㎜とコーキングの点付で行いました。
近年ではゲリラ豪雨が各地域でおこっており雨漏り確認の為、大雨の後には現場調査に訪れておりますが現在のところ雨漏りは発生しておりません。

流れの短い側に14㎡分の雨水、流れの長い側は25㎡分の雨水が集まるので、谷平を2列にして納めました。
地葺が桟瓦だったので、谷平も桟瓦納めとしました。
流れの長い側に桟瓦の懐が向かないように、左の谷には左桟を使用して右の谷には普通の桟瓦を使用しました。

反り屋根どうしがぶつかる屋根なので屋根勾配の違いで谷もカーブしています。
谷出口では谷の左右の屋根勾配は1度の違いなのですが、谷尻では左右の屋根勾配の差が13度ありました。


その為、左桟・右桟ともに尻撥ねの瓦が必要になりました。
谷出口の下は、大屋根の雨受けの必要もあり、下屋根は軒先まで板金処理をしています。

谷部分の野地下地は谷中央部分を水平になるように作りました。〈上記図面参照〉


谷平の緊結はホルマル被服銅線1.6㎜とコーキングの点付で行いました。

近年ではゲリラ豪雨が各地域でおこっており雨漏り確認の為、大雨の後には現場調査に訪れておりますが現在のところ雨漏りは発生しておりません。