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ギャラリー1

今日は、これから愛媛県へ黄綬褒章受賞記念祝賀会に出席する為、おでかけです。

佐賀城 本丸御殿です。
ゆっくり御覧ください。写真をクリックすると画像が大きくなります。
             さらに最大化するか拡大するときれいに観れます。
DSCN1429.jpg  DSCN1438.jpg  DSCN1440.jpg  DSCN1435.jpg  DSCN1430.jpg  DSCN1444.jpg  DSCN1437.jpg  DSCN1434.jpg






 
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大きな鬼面

以前、派遣職人さんよりご依頼の大きな鬼面

           写真をクリックすると画像が大きくなります。
           さらに最大化するか拡大するときれいに観れます。
吽形全景  吽形側面  吽形2層目
    鬼全景           鬼側面        鬼を側面から見て
                                3層目と4層目のパーツ    

3層目鉄骨  大棟足場  吽形
  3層目の鉄骨       棟積み用足場        GLより55m
                                   ビルの15階位

大棟1  大棟積み  大棟構台解体
この後棟積み用足場を設置               大棟構台の解体の様子

  

  

正田門

九州北部は、梅雨が明けず今週は2日しか現場が動いておりません。

これは、平成13年に復元工事をさせていただいた、中津市立 南部小学校の正門です。
 正田門と呼ばれています。
この門は、もとは中津藩家老の正田屋敷にあった門だとうかがいました。

正田門1  正田門2
復元工事だったので土葺きで平瓦を施工しました。

正田門3  正田門4  正田門5
刀根丸の下に熨斗瓦を1段施工してます。この納まりは、九州地方ではよく見かける納まりです。
また、隅蓋が使用できなかったため、破風尻の瓦勾配には、特に気を遣いました。

正田門6  正田門7

インターネットで調べてみると中津市立 南部小学校のページに、この門の古い写真を見つけました。

正田門塀2  正田門塀1  正田門塀3

正田門塀4  正田門塀5
鬼瓦は、若葉海津の既製品ですが、厚みを薄くして使用してます。
袖は、平袖納めです。


  




善光寺

講習会の準備に追われ、さぼっておりました。
himomaruさんコメントありがとうございます。
ぜひ講習会にも、お越し下さい。

以前施工させていただいた山門をご紹介します。
山門1  山門2
降棟は、工務店様の希望で大棟に包み込んでいます。
山門4  山門3
鬼瓦は、本堂の鬼を模して作っていただきました。
山門5  山門6
隅蓋には獅子を使用しました。
獅子蓋

地反り
この現場は、土葺きだったので、地葺きの段階で1寸3分の反りを作っておきました。
この基準釘に平瓦葺きの糸(鎖)を引っ掛けて平葺きを行いました。


秋月城跡

私の家の近くに残る秋月城跡のご紹介です。

その中の一つ”瓦坂”です。
瓦坂1

瓦坂は、堀の上に掛かる橋の上の、土が流されないように瓦を立てて並べてあるためそう呼ばれています。

瓦坂3  瓦坂2

各地の城跡を見て感じることに、石垣の美しさがあります。
コンクリート等いっさい使用せず、石を切り組み上げられた石垣が何百年の時を経て、なおその姿を残す石工の技能には、感動をおぼえます。

又、秋月城跡に残る建物に長屋門があります。
長屋門1  長屋門2  長屋門3

長屋門とは

武家屋敷の表門として盛んに利用されている門構えに、長屋門という構えがあります。これは建物の一部分を門扉としたもので、昔は門番・仲間部屋などとしていました。
現今では大邸宅か農家の門などに、納屋・物置・馬屋.あるいは離れ部屋・下男部屋などに兼用されることがあり、屋根は瓦葺きなどで、入母屋造りが多いようです。



網代天井1

 お盆前にお世話になった現場です。
 初めて、瓦以外の記事を書くような気もしますが、今回は”天井”のお話です。

改築前  改築中
 左が改築前で、右の改築中の写真に、瓦揚げ機を設置している所が増築部分で、この部屋の天井です。
 8畳ほどの部屋の天井が網代組みで仕上げられました。

 網代天井(あじろてんじょう)
網代天井1

 網代は枌板(ヘギイタ)を主材とし、杉皮、桧皮、竹の皮などを使って各種の模様に編んだもので、その由来は、川の瀬にて魚を捕るため竹や木を編んで網の代りに立てた漁法から名付けられたといわれています。
 網代のは編み方が色々あり、矢羽根、石畳、市松、籠目、亀甲網代、等があるようです。

作業風景
網代組み1  網代組み2
 まず、天井を吊る為の桟の施工です。
 その桟に、下地板を留め付け網代の割り付けをします。 つづく

小林ヘギ板店さんのホームページに使用例が載っていたので添付します。 



網代天井2

網代天井(あじろてんじょう) 作業風景の続編です。
網代組み3  網代組み4
天井の材料となる枌板(ヘギイタ)です。
長さ3尺3寸(1m)位で、幅1寸6分(48㎜)、厚み6厘(2㎜)ほどの板です。

網代組み5  網代組み6
この板を、1枚、1枚手作業で編んでいき、隠れる部分を、下地板へ留め付けます。
根気のいる仕事です。

網代天井2  網代天井1
編みあがった天井です。
微妙な凹凸に、木のぬくもりと柔らかさがあります。
網代模様のクロスもあるそうですが????
やはり、本物のあじには勝てないでしょうね。


オリジナル鬼瓦

昨日までは、屋根のまめ知識について書いていましたが、今日はちょっと変わって私が、よく使用する鬼瓦のご紹介です。
鬼面2  鬼面1  鬼面図

本鬼面の鬼瓦を、少し斜めから見たイメージを浮き彫りにしたかったのですが、、、
鬼の顔のイメージを鬼師(鬼瓦を作る人)さんに伝えるのが難しかったですね。

梵字2  梵字1  梵字図

梵字を浮き彫りにした鬼瓦は、梵字の浮き出しぐあいもほぼイメージどおりに仕上がりました。

鳥衾
鳥衾は、サービス!で、倉庫に眠っていた物を、使用したので少し長すぎた感がありますが、人の好みはそれぞれあると言うことで(-_-)







袋井宿

今日は、久しぶりにブログのUpができました。
出張について書いていこうと思います。

甘木から移動すること、約1,000㎞ 東海道五十三次の真ん中、袋井宿へ来ています。
9月5日の 5:00に甘木を出発し、15:30頃、袋井に到着し、今回お世話になる㈱瓦粋さんの親方の家へ御挨拶に向かいました。
塚本邸1 塚本邸2

親方のお宅は、随所に視線を引く納まりがあります。
特に変わった納まりに、腰壁があります。
平板瓦を、3段施工して、上部を素丸瓦で納めてありました。

塚本邸_腰壁1 塚本邸_腰壁2 塚本邸_腰壁3
                出留め           入り留め

出留め、入り留めともに、細心の注意をはらって、納められています。
普通は、木の板で鎧張りと呼ばれる部分に、平板瓦を使用した斬新な納まりです。
又、庇は本葺き瓦の巴瓦を、留めで納め本葺きでは、重たく見えがちな軒先を、軽やかに表現されています。本体の軒先と比べると、違いが良く解ると思います。

塚本邸_庇1 塚本邸_庇2





療養中

現在、絵描きは、流行の最先端で、新型インフルエンザと格闘中です。
そんなわけで、以前施工した現場のご紹介です。

N.S邸_01 N.S邸_06 N.S邸_05

N.S邸_02  N.S邸_03 N.S邸_04

N.S邸_08 N.S邸_07 N.S邸_09

詳細につきましては、後日改めて紹介させていただきます。










プロフィール

さすらいの絵描き

Author:さすらいの絵描き
  ~伝統の美と匠の心~                 
古来より守り伝えられた瓦の美と技術を守りつつ、現代の建築技術・工法に適した施工を行い、瓦の美と、秘められた知恵を極限まで追求し、日本の自然・文化と共に生きる伝統を伝えます。

画像をクリックしていただくと、大きいサイズで見ることが出来ます。

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