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屋根の勾配

屋根の勾配について

屋根面の傾斜の度合いのことをいい、表示方法には尺貫法表示・分数表示・図形表示・百分率表示等があります。

屋根勾配の表示 この図は、図形表示の例

図形表示
屋根の図面の傾斜に合わせた三角形の水平方向に10を、垂直方向に数値を入れ図形にて表示します。
 
分数表示
底辺10に対し立ち上がりの数値を分数で表し、4/10とか5/10と表示します。

尺貫法(メートル法)表示
底辺1尺に対し立ち上がり数値を寸で表し、4寸勾配とか5寸勾配と表示する。なお、メートル法表示では底辺10cmに対し立ち上がり数値をcmで表し、4cm勾配とか5cm勾配と表示します。

百分率表示
底辺を100とし立ち上がり数値を割り、%で表示します。
土木関係用語として用いられることが多いようです。

4.5寸勾配  5寸勾配  5.5寸勾配
    4.5寸勾配         5寸勾配         5.5寸勾配
屋根の勾配を角度で表すと、上図のようになります。これは以前柄振り鬼納まり 其の二でも書いておりますが、作図または計算によって求めることができます。

屋根の流れ方向の長さ(傾斜部分)を計算するときは、ピタゴラスの定理を用います。
ピタゴラスの定理
ピタゴラスの定理 
直角三角形の斜線寸法の2乗は、底辺寸法の2乗と立ち上がり寸法の2乗の和と同じであるという定理で、三平方の定理とも言われます。

流れ寸法=√底辺寸法²+立ち上がり寸法²

AC=√AB²+BC²

このピタゴラスの定理を用いて、建物の設計図面より屋根面積を求めて、瓦工事の見積もりを行います。
中学校で学んだ、ピタゴラスの定理が現在も大活躍です。
また、屋根勾配より隅勾配や隅山勾配(笠勾配)を知ることができ、原寸図を描くのに役立ちます。









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オリジナル鬼瓦

昨日までは、屋根のまめ知識について書いていましたが、今日はちょっと変わって私が、よく使用する鬼瓦のご紹介です。
鬼面2  鬼面1  鬼面図

本鬼面の鬼瓦を、少し斜めから見たイメージを浮き彫りにしたかったのですが、、、
鬼の顔のイメージを鬼師(鬼瓦を作る人)さんに伝えるのが難しかったですね。

梵字2  梵字1  梵字図

梵字を浮き彫りにした鬼瓦は、梵字の浮き出しぐあいもほぼイメージどおりに仕上がりました。

鳥衾
鳥衾は、サービス!で、倉庫に眠っていた物を、使用したので少し長すぎた感がありますが、人の好みはそれぞれあると言うことで(-_-)







出張

昨日は、以前記事に書いた原寸図講習でした。
主催は、島根県の石州瓦メーカーで株式会社セラミカさんでした。
30名ほどの方が参加されていました。9:30に集合して17:30までの講習になりました。
参加者の中にhimomaruさんの顔も!
みなさん、慣れない仕事ご苦労様でした。原寸図もやはり、数描かないと自分のものにできないので、みなさんあきらめずに頑張って下さい。
講習内容につきましては、改めて記事にさせていただきます。
さて、今日のテーマ出張ですが、明日から2週間ほど静岡県へ、行ってきま~す!!

袋井宿

今日は、久しぶりにブログのUpができました。
出張について書いていこうと思います。

甘木から移動すること、約1,000㎞ 東海道五十三次の真ん中、袋井宿へ来ています。
9月5日の 5:00に甘木を出発し、15:30頃、袋井に到着し、今回お世話になる㈱瓦粋さんの親方の家へ御挨拶に向かいました。
塚本邸1 塚本邸2

親方のお宅は、随所に視線を引く納まりがあります。
特に変わった納まりに、腰壁があります。
平板瓦を、3段施工して、上部を素丸瓦で納めてありました。

塚本邸_腰壁1 塚本邸_腰壁2 塚本邸_腰壁3
                出留め           入り留め

出留め、入り留めともに、細心の注意をはらって、納められています。
普通は、木の板で鎧張りと呼ばれる部分に、平板瓦を使用した斬新な納まりです。
又、庇は本葺き瓦の巴瓦を、留めで納め本葺きでは、重たく見えがちな軒先を、軽やかに表現されています。本体の軒先と比べると、違いが良く解ると思います。

塚本邸_庇1 塚本邸_庇2





応援前の状態

ただいま~!
23日の夜には、戻っていたのですが、雑務と現場廻りに追われておりました。
静岡出張中に、ご訪問いただいた方々、更新がなくてm(_ _)m

さっそくですが、静岡で応援に入った時の、現場の状況です。
震災の影響で、それまで県内から応援に入っていた職人さん達が、お手伝いに来ることが出来なくなった為、震災後現場はほとんど動いていない状況でした。

安楽寺_02  安楽寺_01

安楽寺_03 安楽寺_06

瓦揚げが終わった時点の状態でした。

安楽寺_04 安楽寺_05

南面には向拝があり、北面には位牌堂がつながった本堂で、位牌堂の瓦工事は、終わっlていました。




瓦の選別

応援に入って4日間は素丸瓦の選別作業でした。

自社の現場だと、職方にやってもらっているので、私自身、選別作業を行うのは久しぶりのことでした。

約4,000本の素丸瓦の捩れを選別して、梱包しなおします。
この作業に2人で、4日=8人工を要しました。1人で1日約500本になります。

丸選別_02 丸選別_01

選別した素丸瓦は、用途に応じて使用箇所を決めます。

丸選別_03

この選別作業をやらなければ、素丸瓦が葺けないわけではありません。選別をせずに素丸瓦を葺いてもその違いは、素人目にはわかりにくいものですが、選別をして瓦を使用した時とそうでない時の屋根の仕上がりの美しさには違いがあります。
古い建物でも、瓦の納まりの美しい物は、この様な地道な作業に、手抜かりがありません。
プロフィール

さすらいの絵描き

Author:さすらいの絵描き
  ~伝統の美と匠の心~                 
古来より守り伝えられた瓦の美と技術を守りつつ、現代の建築技術・工法に適した施工を行い、瓦の美と、秘められた知恵を極限まで追求し、日本の自然・文化と共に生きる伝統を伝えます。

画像をクリックしていただくと、大きいサイズで見ることが出来ます。

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