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療養中

現在、絵描きは、流行の最先端で、新型インフルエンザと格闘中です。
そんなわけで、以前施工した現場のご紹介です。

N.S邸_01 N.S邸_06 N.S邸_05

N.S邸_02  N.S邸_03 N.S邸_04

N.S邸_08 N.S邸_07 N.S邸_09

詳細につきましては、後日改めて紹介させていただきます。










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ローソク桟瓦

かなり体調も回復してきたので、前回の記事について書きます。

ここのお宅に使用した瓦は、ローソク桟瓦と呼ばれる種類のもので(桟瓦の種類については、また後日となります。)桟の部分が蠟燭に似ているところから、そう呼ばれます。

ローソク桟瓦_06  ローソク桟瓦_05

この瓦は、本葺瓦にも似ていますが、丸の部分の幅が106㎜、平部分が156㎜と丸が細く、平部分が広く見える為、本葺よりかなり軽い印象に仕上がります。

ローソク桟瓦_01 ローソク桟瓦_02  ローソク桟瓦_03 ローソク桟瓦_04

本葺_03  本葺_02 本葺_01

また、この現場の袖瓦には、平式袖瓦を使用しました。
この納まりは、丸瓦下の平瓦の勾配が緩くなるので、雨仕舞に十分な配慮が必要です。

N.S邸_03 平式袖納まり図 平式袖納まり


屋根の部分名称1

今日は、屋根の部分名称について書きます。

平部分 平部分
平部分には和型の瓦では、桟瓦と呼ばれる瓦を使用します。
桟瓦の種類には、切落桟瓦(きりおとしさんがわら)、面取り桟瓦(めんとりさんがわら)、足深(桟瓦(あしぶかさんがわら)、鎬桟瓦(しのぎさんがわら)、丸桟瓦(まるさんがわら)、蝋燭桟瓦(ろうそくさんがわら)、左桟瓦(ひだりさんがわら)、引掛け桟瓦(ひっかけさんがわら)、輪形雪止瓦(わがたゆきどめがわら)、駒形雪止瓦(こまがたゆきどめがわら)があります。

軒部分 軒部分
軒先部分に使用する瓦を、軒瓦と呼びます。
軒瓦の種類には、唐草軒瓦(からくさのきがわら)、鎌軒瓦(かまのきがわら)、 一文字軒瓦(いちもんじのきかわら)、万十軒瓦(まんじゅうのきかわら)、石持軒瓦(こくもちのきがわら)、巴付き唐草軒瓦(ともえつきからくさのきかわら)、剣高万十軒瓦(けんだかまんじゅうのきがわら)、剣高巴付き唐草軒瓦(けんだかともえつきからくさのきがわら)、木爪剣巴付き唐草軒瓦軒瓦(もっこけんともえつきからくさのきがわら)等があります。

屋根の部分名称2

屋根の部分名称のつづきです。

袖部分 袖部分
切妻屋根入母屋屋根にできる、屋根の端の部分を袖部分と呼びます。
袖部分は、平面に向かって右側に用いられる瓦を右袖瓦、左側に用いられる瓦を左袖瓦といいます。また袖瓦の代わりに掛瓦が使用されることもあります。
袖瓦の種類には、紐袖瓦(ひもそでがわら)、万十袖瓦(まんじゅうそでがわら)、駒袖瓦(こまそでかわら)、車袖瓦(くるまそでかわら)、見せ掛袖瓦(みせかけそでかわら)、平袖瓦(ひらそでかわら)、刻み袖瓦(きざみそでかわら)、中付刻み袖瓦(まかつききざみそでかわら)、中付袖瓦(まかつきそでかわら)等があります。

屋根面積 8,860㎡

この建物は、屋根面積が、8,860㎡あるお堂です。
大棟までの高さは、18階建ビルに相当する51.5mあります。

5年ほど前に施工させていただいたのですが、瓦は総て特注品で瓦の形状、納まり等の打ち合わせに1年、瓦施工に2年、延べ約1万人工かかった現場でした。

      正面図           側面図
正面図 側面図
この正面図、側面図は、瓦の割り付け、棟瓦の納まりを検証して作成してます。

014.jpg
お堂から、500mほど離れた位置から撮影した写真

037.jpg
上層の軒先の長さが、70m 下層の軒先の長さが、82m 向拝部分の軒先でも、32mあります。

038.jpg
軒下の組み物は、上層部は六手先総詰組様式、下層部は四手先総詰組様式と呼ばれるものです。

屋根の勾配2

以前、屋根の勾配について書きましたが、今回は基本となる屋根勾配から求められる勾配についてです。


まず、基本となる屋根勾配を描きます。(01図)
この図は、地の間10に対して束が8となる、8寸勾配で描いています。
勾配図_01  勾配図_02
02図は、隅地の間に対して、束の高さを写した図で、これが隅勾配(隅木の勾配)です。

次に、隅地の間に対し直角に交わる線を引きます(笠勾配の間)。この交点から隅勾配線に対し直角に交わる線を引きます。この線の長さが、笠勾配の間に対する、笠勾配の束の長さとなります。
勾配図_03  勾配図_04
ここに示す角度は、四捨五入しております。


下の図は、振れ隅の隅勾配を求める図です。
振れ隅各勾配

この図は、建物寸法7,163㎜と6,685㎜の場合の軒の長さの違いと、棟方向の違いを示しています。
振れ隅屋根伏図
 振れ隅    真隅
プロフィール

さすらいの絵描き

Author:さすらいの絵描き
  ~伝統の美と匠の心~                 
古来より守り伝えられた瓦の美と技術を守りつつ、現代の建築技術・工法に適した施工を行い、瓦の美と、秘められた知恵を極限まで追求し、日本の自然・文化と共に生きる伝統を伝えます。

画像をクリックしていただくと、大きいサイズで見ることが出来ます。

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