お~(^O^)
ベンチマーク
びっくり!
K邸もおすぐ完成

以前記事にした(K邸見積もり)お宅の足場が取れていたので写真を撮ってきました。
施工中の写真があれば良かったのですが....


三州陶器瓦を使用し(銀黒色)入母屋造り簡略掛瓦納めです。
大棟をできるだけ低く納めたかったので降棟は熨斗瓦3段としました。

私の地方では少ないのですが、破風に少し起り(むくり)が付いています。
肘棟


降棟の納まり図です。
降棟丸の天端が大棟の天熨斗の下端までで納まるように大棟の熨斗段数を決めました。
さて、本日のタイトル柄振台の納まりですが、過去記事のK邸見積もりに屋根伏図を載せていますが、L字型をした建物で梁間が6,685㎜と5,730㎜でその差955㎜です。この梁間に4.5寸勾配で屋根が付くと
955÷2=477.5
477.5×45%=214.875
となり、約215㎜の棟段差ができます。梁間が同じであれば棟段差は無く大棟もL字に交差するだけなのですが、棟段差があることでこの部分に肘棟ができました。


ただこの肘棟長さが700㎜程しかなくかなり納めにくいものでした。
(肘棟の長さ)
梁間から隅地の間を求め束の高さとの平方根で計算
477.5×√2=675.2869
√(=675.2869×=675.2869+214.875×214.875)=708.649...