架台図の描き方手順ですが、まず瓦を描く前に、架台自体の図面展開をやってみたいと思います。

この架台図の展開で図面展開の基本的な考え方を押さえたいと思います。
瓦にはRがあったり地葺の上に棟が乗るなど架台本体より図面が多少複雑になるので、シンプルな形から入った方が展開の考え方が解り易いと思います。
架台の条件として
屋根勾配を4寸5分勾配
隅先~破風外面までの寸法を1510mm
隅先~壁面までの寸法を745mmとし、伏図を描きました。

それから、隅先を展開基点として平断面を起こします。

この時、平断面の基準は瓦座上端となります。
瓦座高さは、48mmとし、野地板厚みは12mm、垂木高さは45mmで作図してます。