架台図描き方手順_02
架台図描き方手順_01のつづきです。

平断面を描くと瓦座と野地の接点が明確になるので伏図へ瓦座と野地の接点を描き込むことができます。
つづけて、右側面図を展開してみましょう。
伏図展開基点より左方向の任意の位置に展開基準を作ります。この位置は、後で展開する隅側面図を考慮しておくと良いでしょう。

この伏図左方向の展開基点より垂直線を引き、平断面図の瓦座上端より水平線を引いた交点を右側面図の展開基準とし、瓦座や野地線を描き込みます。垂木上端・下端も平断面図より高さを求め描き込みます。

右側面図と同様に伏図展開基点より垂直に線を引き、側面図瓦座上端の水平線上に正面図の展開基準をとり正面図を起こします。正面図の野地線は伏図や側面図の壁際の接点及び野地勾配線の交点より求めます。


平断面を描くと瓦座と野地の接点が明確になるので伏図へ瓦座と野地の接点を描き込むことができます。
つづけて、右側面図を展開してみましょう。
伏図展開基点より左方向の任意の位置に展開基準を作ります。この位置は、後で展開する隅側面図を考慮しておくと良いでしょう。

この伏図左方向の展開基点より垂直線を引き、平断面図の瓦座上端より水平線を引いた交点を右側面図の展開基準とし、瓦座や野地線を描き込みます。垂木上端・下端も平断面図より高さを求め描き込みます。

右側面図と同様に伏図展開基点より垂直に線を引き、側面図瓦座上端の水平線上に正面図の展開基準をとり正面図を起こします。正面図の野地線は伏図や側面図の壁際の接点及び野地勾配線の交点より求めます。

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架台図描き方手順_03
隅側面図を起こします。

伏図の隅稜線より垂直に隅側面図を展開

伏図隅先からの垂直線上の任意の位置に隅側面図展開起点をとり、隅稜線と平行に陸墨(水平線)を引き、

隅勾配線(3寸1分8厘勾配)を描きます。隅勾配線の引き出し位置は、
左側面図の瓦座上端から垂直に下りたせんと野地上端の延長線こ交点までの距離Aを求め、隅側面図へ写し隅勾配線を引く。

隅勾配は作図により求め勾配計算で確認しておくと良い。

この時、隅勾配線と壁際の接点から陸墨までの距離と、左側面図の野地上端線と壁際接点から陸墨までの距離は等しくなる。
隅側面図に瓦座を描き込むために瓦座下端位置、瓦座上端と野地上端の接点を求める。

正面図よりそれぞれの位置を伏図へ写し、隅側面図へ展開する。展開した線イ'と隅勾配線の交点が瓦座上端と隅野地上端の接点となり、線ア'と展開起点よりB寸法取った交点が瓦座下端位置となる。
この時、隅側面図において陸墨と瓦座前面のなす角が規矩術では投げ墨と呼ばれる。


伏図の隅稜線より垂直に隅側面図を展開

伏図隅先からの垂直線上の任意の位置に隅側面図展開起点をとり、隅稜線と平行に陸墨(水平線)を引き、

隅勾配線(3寸1分8厘勾配)を描きます。隅勾配線の引き出し位置は、


隅勾配は作図により求め勾配計算で確認しておくと良い。



この時、隅勾配線と壁際の接点から陸墨までの距離と、左側面図の野地上端線と壁際接点から陸墨までの距離は等しくなる。
隅側面図に瓦座を描き込むために瓦座下端位置、瓦座上端と野地上端の接点を求める。


正面図よりそれぞれの位置を伏図へ写し、隅側面図へ展開する。展開した線イ'と隅勾配線の交点が瓦座上端と隅野地上端の接点となり、線ア'と展開起点よりB寸法取った交点が瓦座下端位置となる。
この時、隅側面図において陸墨と瓦座前面のなす角が規矩術では投げ墨と呼ばれる。

