架台瓦図_05
架台図に瓦納まりの正面図、伏図を描きます。


左側面図は正面図、伏図それぞれに描いておいた方が解り易いです。
まずは、瓦の割付を行います。この架台での瓦割は、隅先、左袖、壁際の納まりを考慮して行いました。
又、瓦割には差し葺時の割付とかぶせ葺きの割付がありますがこの架台ではかぶせ葺きの瓦割を採用しています。
※差し葺は桟瓦を右袖側(屋根の部分名称2の赤丸で囲まれた部分)より葺始め、かぶせ葺では左袖側より葺始めます。差し葺、かぶせ葺のどちらで施工が行われているかは地域性に因るところが大きいようです。



瓦割が決まったら正面図を描いてみます。

割付け位置と側面図より桟瓦、軒瓦の見え位置を割り出します。
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