基本勾配計算_5
"Excel計算式に興味有る瓦葺き職人です、三角関数の屋根勾配(勾配・角度)隅勾配(勾配・角度)・笠勾配(勾配・角度)の算式の公開はして頂けるのですか、差し支えなければ是非ご伝授下さい。"
とのコメントを頂きましたので記事にしたいと思います。
まずは三角関数を利用して勾配から角度を求めます。
この表ではセルAを入力欄としてセルA2に”10”を入力しました。
次にセルC2に計算式を入力します。ここでは三角関数 ATANを用いてラジアン値を求めます。
さらにセルB2に計算式を入力します。ここには三角関数 DEGREESを用いてセルC2のラジアン値を角度に変換します。(入力した数式は数式バーに表示)これでセルA2の値を求めたい勾配に変更すれば、セルB2に表示される角度は自動計算されます。尚セルに表示させる小数点以下の桁数は任意に設定して下さい。
次に角度から勾配を求めるには、
セルA5を入力セルとした場合
セルC5に三角関数 RADIANSを用いてラジアン値を求め
セルB5に三角関数 TANを用いて勾配へ変換します。
又、上記のようにラジアン値を別のセルで計算しない時は関数を組み合わせて計算式を入力します。
ATANとDEGREESの組み合わせ
RADIANSとTANの組み合わせ
ATANとPI関数の組み合わせ
TANとPIの組み合わせ
いずれの計算式でも同様の結果が求められます。
とのコメントを頂きましたので記事にしたいと思います。
まずは三角関数を利用して勾配から角度を求めます。



次に角度から勾配を求めるには、



又、上記のようにラジアン値を別のセルで計算しない時は関数を組み合わせて計算式を入力します。




いずれの計算式でも同様の結果が求められます。
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