桟瓦谷平2列
5年前に施工した桟瓦の谷平納まりです。

流れの短い側に14㎡分の雨水、流れの長い側は25㎡分の雨水が集まるので、谷平を2列にして納めました。
地葺が桟瓦だったので、谷平も桟瓦納めとしました。
流れの長い側に桟瓦の懐が向かないように、左の谷には左桟を使用して右の谷には普通の桟瓦を使用しました。

反り屋根どうしがぶつかる屋根なので屋根勾配の違いで谷もカーブしています。
谷出口では谷の左右の屋根勾配は1度の違いなのですが、谷尻では左右の屋根勾配の差が13度ありました。

その為、左桟・右桟ともに尻撥ねの瓦が必要になりました。
谷出口の下は、大屋根の雨受けの必要もあり、下屋根は軒先まで板金処理をしています。

谷部分の野地下地は谷中央部分を水平になるように作りました。〈上記図面参照〉

谷平の緊結はホルマル被服銅線1.6㎜とコーキングの点付で行いました。
近年ではゲリラ豪雨が各地域でおこっており雨漏り確認の為、大雨の後には現場調査に訪れておりますが現在のところ雨漏りは発生しておりません。

流れの短い側に14㎡分の雨水、流れの長い側は25㎡分の雨水が集まるので、谷平を2列にして納めました。
地葺が桟瓦だったので、谷平も桟瓦納めとしました。
流れの長い側に桟瓦の懐が向かないように、左の谷には左桟を使用して右の谷には普通の桟瓦を使用しました。

反り屋根どうしがぶつかる屋根なので屋根勾配の違いで谷もカーブしています。
谷出口では谷の左右の屋根勾配は1度の違いなのですが、谷尻では左右の屋根勾配の差が13度ありました。


その為、左桟・右桟ともに尻撥ねの瓦が必要になりました。
谷出口の下は、大屋根の雨受けの必要もあり、下屋根は軒先まで板金処理をしています。

谷部分の野地下地は谷中央部分を水平になるように作りました。〈上記図面参照〉


谷平の緊結はホルマル被服銅線1.6㎜とコーキングの点付で行いました。

近年ではゲリラ豪雨が各地域でおこっており雨漏り確認の為、大雨の後には現場調査に訪れておりますが現在のところ雨漏りは発生しておりません。
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